IPoE(v6プラス等)にしたのに速くならない
IPoE(v6プラス・OCNバーチャルコネクト等)に切り替えたはずなのに、速度が以前と変わらない。時間帯による差もあまりない。
何が起きているのか
接続方式チェックでIPoEと判定されているなら、混雑しやすいPPPoEの経路はすでに回避できています。つまり残っている原因は接続方式ではありません。
常時遅い(時間帯による差が小さい)場合、原因は回線種別か宅内の環境にあります。とくにマンションのVDSL方式は理論値が100Mbpsで頭打ちになります。
そもそも切り替えが完了していない可能性もあります。申し込み済みでもルーターが対応していない、設定が反映されていない場合はPPPoEのままです。
先に確認すること
- 1接続方式チェックを実行し、本当にIPoEと判定されるかを確認する(申し込んだ=切り替わった、とは限りません)
- 2有線LANで測り直す。Wi-Fiとの差が大きければ原因は宅内の無線側です
- 3建物の回線方式を確認する。管理会社への確認か、契約書類の「VDSL方式」「光配線方式」の記載を見る
- 4LANケーブルの側面の表記を見る。CAT5以前のケーブルは100Mbpsで頭打ちになります(CAT5e以上が必要)
- 5ルーターやハブのLANポートが1Gbps対応かを確認する。100BASE-TXのポートに挿していると100Mbpsが上限です
打ち手
- VDSL方式だった場合は、光配線方式へ変更できるか管理会社・回線事業者に確認する
- 宅内側(ケーブル・ハブ・ルーターのポート)に上限があったなら、その部品だけを替える
- 上記をすべて潰しても改善しない場合に、初めて回線そのものの乗り換えを検討する
買う前に読んでください
IPoEと判定されている時点で、プロバイダ変更を勧める根拠はありません。まず宅内と建物の配線を疑ってください。ここを飛ばして乗り換えると、同じ建物の同じ配線を使うため何も変わらないことがあります。
まず自分の回線がどれに当てはまるか確かめる
接続方式チェックは、IPアドレスの逆引きから実際の接続方式(IPoE / PPPoE / 独自アクセス網)を判定します。 体感や契約書類ではなく、いま通っている経路そのものを見るので、この記事のどのケースに当たるかを切り分けられます。
接続方式チェックを実行するよくある質問
VDSL方式かどうかはどう確認できますか?
契約書類の回線種別欄、またはマンションの管理会社・大家への確認が確実です。宅内の壁のモジュラージャックが電話線(RJ-11)でモデムに繋がっていればVDSL方式、光ファイバーのケーブルが直接届いていれば光配線方式です。VDSL方式は規格上100Mbpsが上限です。
IPoEに切り替わっているか自分で確かめられますか?
接続方式チェックで判定できます。IPアドレスの逆引きホスト名を見て、IPoE用に割り当てられたアドレス帯かどうかを確認しています。プロバイダの申込画面上のステータスとは独立に、実際の通信経路を見ています。