Markdown / HTML をPDFに変換する無料ツール

Markdown または HTML を整形済みのPDFに変換します。日本語対応・ライブプレビュー付き。すべての処理はブラウザ内で完結します。

入力(Markdown
プレビュー

画像は ![](url) 形式で埋め込めます。完全にローカルで完結させたい場合は data:image/...;base64,... のデータURLを使ってください(ファイルアップロードによる画像挿入には未対応)。

Markdown→PDF変換とは

Markdown→PDF変換は、Markdown(または素のHTML)で書かれた文書を整形済みのPDFに書き出す操作です。エンジニア・テクニカルライター・研究者の多くは、議事録・READMEドキュメント・手順書・技術記事・レポートをMarkdownで書いています。納品やレビュー、印刷、社外共有のためにそれをPDFにしたい場面は頻繁に発生しますが、Word等を経由するとレイアウトが崩れたり、見出し階層が壊れたりしがちです。FreeToolのMarkdown→PDFツールは、`marked` ライブラリで一般的なMarkdown構文(見出し・リスト・表・コードブロック・リンク・画像)をHTMLに変換し、Webフォントで日本語まで含めて綺麗にレンダリングしたうえで、そのスクリーンショットをPDFに埋め込みます。用紙サイズ・余白・フォントサイズも調整可能で、レビューや配布にそのまま使える品質のPDFを数秒で生成できます。

なぜブラウザ完結が安全なのか

オンラインのMarkdown→PDF変換サービスはたくさん存在しますが、そのほとんどは「Markdownテキストをサーバーに送信し、サーバー側でレンダリング・PDF化する」方式です。これは、社内ドキュメント・未公開の技術仕様・お客様情報を含む議事録など、外部に出してはいけない文書を扱う際に大きな問題になります。一度サーバーに送られた文書がログやキャッシュに残らないかは、サービス提供者次第で利用者からは検証できません。FreeToolのMarkdown→PDFは、`marked`・`jspdf`・`html2canvas` をすべてブラウザ側で動作させるため、入力したMarkdownは1バイトもネットワークに送信されません。ブラウザのタブを閉じれば入力内容はメモリから消え、ログとして残ることもありません。社外秘のドキュメントを安心してPDF化できます。

他のツールとの違い

Markdown→PDF変換でよく使われるツールに pandoc、Dillinger、StackEdit があります。pandoc は最強の変換ツールですが、ローカルへのインストールとコマンドライン操作が必要で、日本語フォントの埋め込み(LaTeX経由)も初期設定が煩雑です。Dillinger や StackEdit はブラウザで動作するMarkdownエディタですが、変換処理は基本的にサーバー側で行うため、機密文書を扱うには向きません。FreeToolはインストール不要・登録不要・サーバー送信なしで、Markdown→PDFに必要な機能(ライブプレビュー、用紙サイズ、余白、日本語フォント)を最小限の操作で完結できます。

業種・職種別の活用シーン

エンジニア・テクニカルライターの技術記事下書き

Qiitaやはてなブログ、Zenn等に投稿予定の技術記事の下書きをMarkdownで書き、公開前に上司やレビュアーにPDFで送って確認してもらう用途に最適です。Markdown原稿のままだとレビュアーにMarkdownの素養が必要ですが、PDF化すれば誰でも読めます。コードブロックや表もそのまま整形されます。

OSS開発者のREADME.md配布

GitHubのリポジトリに置いたREADME.mdをそのまま社内勉強会の配布資料として印刷したい、あるいは取引先にメール添付したい場合に使えます。GitHubで表示されている見た目に近い形でPDF化できるため、改めて資料を作り直す手間がありません。

コンサル・受託開発の議事録納品

クライアント向けの議事録をMarkdownで素早く書き起こし、レビューを経てPDFとして納品するワークフローに組み込めます。サーバーに文書を送信しないため、クライアント側のNDA要件(社外ツールへの情報持ち出し禁止等)にも抵触しません。用紙サイズ・余白・フォントサイズを揃えれば、回ごとの議事録PDFの見た目が統一されプロフェッショナルな印象になります。

こんな場面で使えます

  • 技術ブログの下書きMarkdownをPDF化してレビューに回す
  • GitHubのREADME.mdをそのまま社内資料としてPDFで配布する
  • 業務レポートをMarkdownで素早く書いてPDF納品する
  • 議事録Markdownをミーティング後にPDFで関係者に共有する
  • サンプルコードを含む手順書をMarkdownで書きPDF化して配布する

使い方

1

MarkdownまたはHTMLを貼り付け

2

用紙サイズ・余白を設定

3

PDFをダウンロード

トラブルシューティング

PDFで日本語が四角(豆腐)になる、フォントが汚い

本ツールは Noto Sans JP のWebフォントをプレビューに読み込んでから html2canvas で画像化するため、通常は日本語が綺麗に出力されます。フォントが汚い・読み込めていない場合、ブラウザのキャッシュをクリアしてリロードするか、ネットワーク接続を確認してください(初回のみGoogle Fontsからフォントを読み込みます)。一度読み込まれればオフラインでも動作します。

コードブロックの長い行がPDFからはみ出る

コードブロックは自動で折り返されるよう設定していますが、URLや無空白の長い文字列は折り返し位置がないため右側に流れることがあります。元のMarkdownで適度な位置に空白や改行を入れる、用紙の向きを「横」に変更する、フォントサイズを10pt等に下げる、余白を「狭い」にする、のいずれかで改善します。

画像 `![](url)` が PDF に表示されない

外部サーバーの画像がCORSヘッダーを許可していないと html2canvas が読み込めず、PDF上で空白になります。確実に表示させるには、画像をBase64のデータURL(`data:image/png;base64,...`)に変換してMarkdown内に直接埋め込むか、CORS対応のCDN(imgur.com の i.imgur.com 等の直リンクなど)を利用してください。

見出しの途中で改ページされて読みにくい

本ツールは A4 / Letter のページ高さで機械的にスライスする方式のため、見出しの途中で改ページされることがあります。気になる箇所は元のMarkdownで意図的に改行や空行を増やし、見出しがページ境界に来ないよう調整してください。または用紙サイズを「横」にする・余白を「狭い」にするとページ境界の位置が変わり、見出し分断を避けやすくなります。

URL以外の方法で手元の画像を埋め込みたい

プライバシー設計上、本ツールは画像のファイルアップロードに対応していません。手元の画像を埋め込みたい場合は、画像をBase64データURLに変換して `![alt](data:image/png;base64,...)` の形でMarkdown内に直接貼り付けてください。Base64変換はFreeToolの「Base64変換」ツールでローカルに実行できます。

機能比較:FreeTool Markdown→PDF変換 vs Dillinger / StackEdit

機能FreeToolDillinger / StackEdit
価格○ 完全無料○ 基本無料(広告あり)
Markdownのサーバー送信なし(ブラウザ完結)あり(変換時に送信)
登録不要○ 不要△ クラウド連携時にアカウント必要
日本語フォント対応○ Noto Sans JP 自動適用△ 設定が必要なケースあり
用紙サイズ・余白・フォントサイズ調整○ A4/Letter・3段階余白・4段階フォント△ 限定的

関連ツール

よくある質問

日本語のMarkdownでも文字化けせずPDFになりますか?
はい。プレビューに Noto Sans JP(Webフォント)を読み込み、html2canvas でレンダリング済みの画面をそのまま画像化してPDFに埋め込む方式を採用しているため、jsPDF 標準フォントが日本語を扱えないという制限を回避できます。漢字・かな・絵文字も表示通りに出力されます。なお、この方式の都合上、生成されるPDFのテキストは「画像として埋め込まれた文字」になります(PDF内での選択・コピー・検索は原則できません)。テキスト検索可能なPDFが必要な場合は、出力後にOCRをかけるか、別途pandoc等のローカルツールをご検討ください。
Markdown内の画像 `![](url)` は埋め込まれますか?
はい、http(s):// で始まる画像URLとデータURL(`data:image/...;base64,...`)はプレビューおよびPDFに埋め込まれます。ただし、CORS(Cross-Origin Resource Sharing)を許可していない外部サーバーの画像は html2canvas が読み込めず、PDFでは欠落することがあります。完全にローカルで完結させたい場合、画像をBase64のデータURLに変換してMarkdownに直接貼り付けるのが確実です。ファイルアップロードによる画像埋め込みは複雑になりすぎるため対応していません。
Markdownの表(テーブル)は再現されますか?
はい。GFM(GitHub Flavored Markdown)形式のパイプテーブルに対応しています。`marked` の `gfm: true` オプションを有効化しているため、`| 見出し1 | 見出し2 |` のような構文で書かれた表はHTMLの `<table>` としてレンダリングされ、罫線とパディングが整った状態でPDFに出力されます。セル内の改行は `<br>` で明示してください。
コードブロックは等幅フォントで整形されますか?
はい。Markdownの ``` で囲んだコードブロックおよびインラインコードは、等幅フォント(system-ui monospace stack)+ 薄いグレー背景 + 角丸の枠で整形されます。長い行は折り返されるため、PDFの右側にコードがはみ出ることはありません。シンタックスハイライト(言語別の色分け)は現在未対応です。コードの色付けが必要な場合は、ハイライト済みのHTMLを「HTML」モードに貼り付けてください。
Markdownの文字数やページ数に制限はありますか?
明示的な文字数制限はありません。ただし、html2canvas でプレビュー全体を一度に画像化する都合上、A4で数十ページを超えるような巨大な文書ではブラウザのメモリ使用量が増え、変換が遅くなる、または失敗することがあります。目安として10〜30ページ程度の文書であれば快適に処理できます。それを超える場合は、章ごとに分けてPDF化し、後で「PDF結合」ツールで結合する運用を推奨します。