30Mbpsしか出ない

速度を測ったら30Mbps前後だった。数字だけ見ると遅い気がするが、実際に困っているかどうかがよく分からない。

何が起きているのか

まず前提として、30Mbpsは多くの用途では足ります。4K動画のストリーミングで25Mbps程度、フルHDなら5Mbps程度が目安です。Web閲覧やビデオ会議なら十分です。

それでも遅く感じる場合、原因は帯域(Mbps)ではなく応答時間やばらつき、あるいは特定のサービスだけが遅い、という別の問題であることがあります。

1Gbps契約で30Mbpsしか出ないなら、どこかに原因があります。無線区間、接続方式(PPPoE の夜間混雑)、建物の配線方式が候補です。

先に確認すること

  1. 1実際に何で困っているのかを言語化する(動画が止まる/ページ表示が遅い/会議が乱れる、で原因が違います)
  2. 2有線LANで測り直して、無線が原因かどうかを切り分ける
  3. 3時間帯を変えて測る。夜だけ落ちるならPPPoEの混雑が疑われます
  4. 4接続方式チェックで、PPPoEかIPoEか、そもそもどんな回線かを確定させる

打ち手

  • 夜だけ遅いならIPoEへの切り替えを検討する
  • 常時この速度で、有線でも変わらないなら、建物の回線方式(VDSL等)を確認する
  • 用途に足りていて実害がないなら、何もしないという判断も妥当です

買う前に読んでください

「1Gbpsの契約なのに30Mbpsしか出ない、だから損している」という理由だけで乗り換えるのは早計です。実際の用途に足りているなら、乗り換えても体感は変わりません。困っている事象から逆算してください。

まず自分の回線がどれに当てはまるか確かめる

接続方式チェックは、IPアドレスの逆引きから実際の接続方式(IPoE / PPPoE / 独自アクセス網)を判定します。 体感や契約書類ではなく、いま通っている経路そのものを見るので、この記事のどのケースに当たるかを切り分けられます。

接続方式チェックを実行する

よくある質問

動画視聴には何Mbps必要ですか?
一般的な目安として、フルHD(1080p)で5Mbps前後、4Kで25Mbps前後です。複数人が同時に視聴する場合はその合計が必要になります。30Mbpsあれば、1〜2人が同時に高画質で視聴する分にはおおむね足ります。
測定するたびに数値が変わるのはなぜですか?
回線の混雑状況、無線の電波状況、端末側の負荷、測定先のサーバーの状態によって変動します。1回の測定で判断せず、時間帯を変えて複数回測り、傾向で見るのが適切です。とくに昼と夜の差は接続方式の問題を切り分ける重要な手がかりになります。

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