応答時間(Ping)が大きい・ゲームがラグい
速度は出ているのに、オンラインゲームでラグを感じる。通話が途切れる。応答時間(Ping)の数値が大きい。
何が起きているのか
応答時間は「どれだけ速く届くか」ではなく「往復にどれだけ時間がかかるか」です。帯域(Mbps)が十分でも応答時間が大きいと、対戦ゲームや通話では不利になります。
無線接続は有線より応答時間が大きく、ばらつきも出ます。まずここを切り分ける必要があります。
PPPoEで網終端装置が混雑している時間帯は、速度だけでなく応答時間も悪化します。
物理的な距離も効きます。海外のサーバーに接続している場合、国内の回線をどう改善しても一定以下にはなりません。
先に確認すること
- 1有線LANで測り直す。無線と有線で応答時間に差があれば、原因は宅内の無線区間です
- 2時間帯を変えて測る。夜だけ悪化するなら混雑(PPPoEなら接続方式が原因の可能性)です
- 3接続方式チェックでPPPoEかIPoEかを確定させる
- 4接続先のサーバーが国内か海外かを確認する。海外サーバーなら距離による下限があります
打ち手
- 無線で使っているなら有線LANに変える(対戦ゲームでは最も効きます)
- PPPoEだった場合はIPoEへの切り替えを申し込む
- ゲーム側でサーバーリージョンを選べるなら、国内のサーバーを選ぶ
買う前に読んでください
応答時間やジッタの数値だけを見て「ルーターが原因」と断定することはできません。測定値からは経路上のどこで遅延しているかまでは分かりません。ルーターを買い替える前に、有線接続と時間帯での比較を先にしてください。
まず自分の回線がどれに当てはまるか確かめる
接続方式チェックは、IPアドレスの逆引きから実際の接続方式(IPoE / PPPoE / 独自アクセス網)を判定します。 体感や契約書類ではなく、いま通っている経路そのものを見るので、この記事のどのケースに当たるかを切り分けられます。
接続方式チェックを実行するよくある質問
Pingはどれくらいなら快適ですか?
光回線で国内のサーバーに接続する場合、20ms以下ならほぼ問題ありません。対戦アクションゲームでは15ms以下が望ましいとされます。50msを超えると操作の遅れを感じやすくなります。ただしゲームの種類と接続先によって体感は変わります。
ジッタが大きいと何が起きますか?
ジッタは応答時間のばらつきです。平均は良くてもばらつきが大きいと、通話が途切れる・ゲームの動きがカクつくといった不安定さとして出ます。ただしこの数値だけで原因の場所は特定できないため、有線との比較で切り分けてください。