ケーブルテレビ回線で上りが遅い

ケーブルテレビの回線を使っていて、下りは出るのに上りが極端に遅い。ネットの記事にある「IPoEにすれば直る」という話が自分に当てはまらない。

何が起きているのか

ケーブルテレビ回線はNTTのフレッツ網を使わない独自のアクセス網です。そのため「PPPoEだから夜遅い」「IPoEにすれば直る」という一般論はそもそも当てはまりません。

設備がもともとテレビ放送用で、下り方向に帯域を厚く配分する設計です。上りが狭いのは不具合ではなく仕様です。

同軸ケーブルの区間を近隣世帯と共有するため、利用が集中する時間帯に速度が落ちることもあります。

先に確認すること

  1. 1接続方式チェックを実行し、回線がケーブルテレビ系と判定されるかを確認する(逆引きホスト名から判定できます)
  2. 2上りを実際にどれくらい使っているかを整理する。Web会議とクラウド保存中心なら数Mbpsで足ります
  3. 3上位プランで上り帯域が増えるか、契約中のケーブル事業者の料金表を確認する

打ち手

  • 上りが業務上必要(頻繁な大容量アップロード・ライブ配信)なら、上下対称の光回線への変更を検討する
  • そこまでの用途がないなら、上位プランへの変更で足りることが多い

買う前に読んでください

「上りが下りより遅い」こと自体は、ケーブルテレビ回線では正常です。困っていないなら変える必要はありません。数値の非対称さだけを理由に乗り換えを勧める記事には注意してください。

まず自分の回線がどれに当てはまるか確かめる

接続方式チェックは、IPアドレスの逆引きから実際の接続方式(IPoE / PPPoE / 独自アクセス網)を判定します。 体感や契約書類ではなく、いま通っている経路そのものを見るので、この記事のどのケースに当たるかを切り分けられます。

接続方式チェックを実行する

よくある質問

ケーブルテレビ回線でもIPoEにできますか?
IPoE / PPPoE はNTTのフレッツ網での接続方式の話なので、独自網であるケーブルテレビ回線には概念として当てはまりません。IPv6に対応しているかどうかは事業者ごとに異なりますが、「IPoEに切り替えて夜間の混雑を回避する」という対処は該当しません。
接続方式チェックはケーブルテレビ回線でも使えますか?
使えます。逆引きホスト名からケーブルテレビ回線であることを判定し、フレッツ前提の助言は出さないようにしています。速度の測定値と上下のバランスから、当てはまる範囲の診断だけを表示します。

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